結婚相談所との契約に関する相談依頼

これまでに3回の経験となりますが、他社の結婚相談所との契約に関するご相談をいただくことがあります。

先日、他社に入会をされた女性からのご相談だったのですが、甘い言葉の営業トークに魅了され、その場で入会をすることに。入会説明時に運転免許証と国家資格の免許証(ご職業が国家資格を有する為)をスマホで撮られ、入会金の振込の催促をされ、必死だった彼女は言われるがまま入会金を支払ったものの、1週間以上も相談所から連絡がありませんでした。

不信に思った彼女は、相談所に電話をしたところつながらず、メールをしたら営業トークとは裏腹の「あなたの条件では、なかなか難しい。」というニュアンスのメールが届き、ここでは安心して活動できないと思い、返金の申し出をしたところ、「退会は可能ですが、弊社の契約上、返金は不可能です。」とのこと。困った果てに私たちにご相談のご依頼がありました。(もともと千葉の知人です。)

詳しく話しを伺ったところ、驚いたことに、入会契約書にもサインをしておらず、必要書類(独身証明書や住民票など)も渡していない、説明も聞いていない状況にも関わらず、返金の適用外とのこと。IBJの加盟相談所ではない為、契約書等よく分かりませんが、加盟本部や消費者センターなどに相談をして、解決を図っていく予定です。今後、どのような流れになっていくのか私も見守りたいと思います。

以前は、中途解約の返金対応のご相談や、契約書に明記されていない不当な解約手数料(3万円程)の悲しいご相談をいただき、無事に解決に至っているものの、私は同業者として非常に残念に思います。

最近、ご入会をいただいた方に、入会理由を伺ったところ「マル適マークの認証を受けている結婚相談所で、職場から近かったので。」という方がいらっしゃいましたが、今後ますます増えていくことが予想される結婚相談所において、第三者機関による厳重な審査を受けているのか否かは重要な要素と言えそうです。