「相性の心理学」の講座開設に向けて

昨日、私が10年前に個別でコミュニケーションや心理学について学んでいた時の先生と再会しました。10年ぶりにお会いしましたが、全く違和感なく、あっという間の3時間でした。

先生は現在、「日本コミュニケーション心理学協会」を設立後に会長をされ、大阪を拠点に活動されていらっしゃいます。

10年前、先生に教えていただいた、生年月日から算出される統計データから人の性格・相性を分析する「コミュニケーションプロファイリング」は、先生が開発したノウハウなのですが、10年間、毎日ように活用させていただき、私の人生は大きく好転したといっても過言ではないほどにインパクトがあり一生活用させていただくつもりです。

※許可を取り「JPCA 日本コミュニケーション心理学協会」のサイトから転用しています。

具体的にどのように性格・相性を分析していくのかといいますと、生年月日から人の性格タイプを12タイプに分け、まず【理論型・感覚型・行動型】の3つをどれに該当するのかを知り、次に【個人型・環境型】どちらに該当するのかを知り、最後に【外向型・内向型】どちらに該当するのかを知ることで、生まれながらにして持つ自分の性格の傾向を知りましょうというノウハウになります。

この性格分析ノウハウを活用することで、私自身はコミュニケーションのストレスが大きく軽減したと実感しています。多少の思い込みもあるかもしれませんが、おおよそ「こういう傾向がある人のはずだから、こう対応しよう。」という準備をしたうえで対応しているので、よほどのことがない限りはストレスを感じなくなりました。

例えば、結婚相談所での業務において入会説明会や定期面談で活用させていただく際、【理論型タイプ】の人は考えて納得してからでないと行動に移しにくい為、一から十まで丁寧に説明する必要があり、【感情型】の人は感覚的に判断をする傾向が強い為、説明に加えて雑談を心がけることで関係が深まっていきやすく、【行動型】の人は結論から話をしていくことを好む傾向があるので、会話は起承転結ではなく、結起承転を心がけています。

また、【個人型タイプ】の人は、基本的に孤独を好み、他者との距離感を信頼するまで一定の間隔で保つ傾向(壁を作りやすい)があり、【環境方タイプの人】は、基本的に集団に属することを好み、他者との距離感を初対面から近くする傾向(壁がない)にあります。

どちら良い悪いではなく、そういう傾向があると分かれば、お互いにストレスは軽減されるといえるでしょう。

個人的には結婚の相性は、【外向型・内向型】が最も影響があると考えており、【外交型タイプ】の人は基本的に楽観的な性格で、発言が白黒はっきりとしている傾向があるのに対し、【内向方タイプ】の人は基本的に慎重な性格で、発言を曖昧に濁す傾向があります。

こちらもどちらが良い悪いではなく、そういう傾向があると分かれば、お互いにストレスは軽減されるといえるでしょう。

これまで会員様やイベント参加者、仕事でお取引きのある方々、私生活における親族や友人たちの分析を10年間で延べ3,000名以上はしておりますが、個人的見解では9割近くは当たっているように思います。性格は後天的要素(家庭関係や教育環境、交友関係など)も大きな影響があるので、極端な影響により当たっていないと思うことも稀にあります。

だいぶ話が長くなりましたが、私が10年間実践してきた性格分析を日本コミュニケーション心理学協会のインストラクターの立場として、講座を開いていくことになりましたので、詳しくは随時お伝えしていきたいと思います。成婚された後の夫婦関係・親子関係をさらに良好にするためのアドバイスもできる為、成婚された会員様のお役にも立てると思います。

また、婚活中の方に限らず、結婚相談所をされている事業者様にも会員様とのコミュニケーションを円滑にするためのノウハウとして、お役に立てるのではないかと考えています。サービスメニューが整い次第、またご案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。