ここ連日、男女・年齢幅広く新しくご入会を検討される方とお会いさせていただいているのですが、私の感覚では学歴と内省力は比例にしていると考えています。

簡潔に言えば、学歴が高い人の方がご自身の置かれた立場を冷静に客観視し、市場価値を理解されているということです。

また、一人で充分に生活が出来るくらいの年収のある女性は、男性に求める希望条件として年収をさほどこだわらないことに気がつきました。逆に年収が低く自立した性格ができない女性の場合は、男性に年収を求める傾向が高くなります。

ここで「内省」について、辞書に書かれている意味合いをご紹介します。

自分自身の心のはたらきや状態をかえりみること。
（大辞林 第三版）

婚活中は常に内省が必要であり、自分の心と常に向き合うことが重要になります。単に「今日のお見合い相手とは会話が盛り上がらなかったから、交際はお断りしよう。」ではなく、「今日のお見合い相手とは会話が盛り上がらなかったけど、なぜ盛り上がらなかったのだろう。もっとお相手の話を引き出すことが出来たのではないか？」「相性が合わないと思ったけど、なぜ相性が合わないと思ったのだろう？」など、冷静に客観視をすることで、次の良縁につながっていくと考えています。

結果的に「賢く、素直な人。」が成婚に至りやすい理由は、自ら積極的に内省をし、内省した結果を私との面談で言葉にすることで、自分がどのようなお相手を心から望んでいるのか、明確になるからではないでしょうか。