【第134話】婚活における「損切り」の大切さ

損切り(そんぎり)とは
投資家が損失を抱えている状態で保有している株式等を売却して損失を確定させることをいいます。購入した株式の価格が下落して、その後の回復が見込めないと判断できるケースでは、損切りが有効と考えられます。そのまま保有し続けた場合、さらに株価が下落して損失額が膨らむ可能性もあるため、損切りをして損失額を確定させることで、それ以上損失が膨らまないようにすることができます。
– 引用元:SMBC日興証券

株式投資における「損切り」の考え方は、婚活においても有効だと考えています。

あまり将来の結婚をイメージできないお相手に対し、「なんとなく」や「曖昧」な感情のまま、ずるずるとプレ交際を続ける状態において、お互いにとっての「損切り」の必要性があります。こちらのコラム内容(【第132話】真剣交際につながるお相手の見分け方)も「損切り」の判断基準になるはずです。

特に、「いい人でありたい」「お相手から嫌われたくない」などのお相手を思いやる優しい人または決断力に乏しい優柔不断な人ほど、「損切り」の考えをせず、結果的にお互いの【時間・お金・体力・気力】の損、また、新たなご縁の機会損失につながる事例が多いように思います。

・せっかく、現在の関係に至るまで「時間」と「お金」を費やしてきたのに…
・この機会を逃したら、新たにお相手が見つかるか不安…

のお気持ちも分かりますが、客観的にみて、「現在の関係」が将来につながる関係ではない場合が多いことや、(決して絶対とは言い切れませんが)数多ある出会いの手段を活用し、戦略的に活動することで、より相性の良いお相手は見つかるはず。

性格・会話・容姿・結婚観(将来の結婚生活に対する考え方)・婚活観(婚活に対する向き合い方)・価値観(倫理観・金銭感覚を含む)・清潔感などで、何かしらお相手に対して、気になる点があり、「なんとなく」や「曖昧」な感情のまま、ずるずるとプレ交際を続ける傾向がある場合、ご自身の結婚観・婚活観が曖昧な場合が多いので、ご自身の判断基準(なぜ結婚したいのか、どのように婚活に取り組むのか)を明確にする必要があります。

優しい人ほど、活動中における考え方の1つに含めていただきたい、婚活における「損切り」の大切さ。交際継続の判断に悩む場合、会員さんはお気軽に私との面談をご利用ください。